労務コラム 2018.08.07

日本人の短い夏休み

日本の社会人の夏休みが短いのは皆さんのご存知のとおりです。

しかし、筆者が学生の頃、夏休みに海外で過ごした時には、長期休暇でバカンス中のヨーロッパの方たち(学生ではなく社会人)をたくさん見かけた記憶があります。ヨーロッパでもやはり、会社が1ヶ月休業なんてことは、一般的ではなく、皆が有給休暇をずらして取っているということのようですね。
ただし、例えばフランスやスペインでは有休休暇が30日与えられます。

日本の有給休暇はというと、雇用されてから半年継続勤務すると10日、継続年数が増えると最大20日/年を与えなければなりません。(労働基準法39条・全労働日の8割以上の出勤が条件)

日本ではせいぜい土日祝に有休を3日足して6連休、とか製造業で会社の夏季休暇が9連休、とかが良いところだと思います。ヨーロッパより有給休暇が少なくても、それなりに長期休暇を取っても良さそうなものですが。例えば有給休暇を10日使って2週間休みにできるか、というとやはり難しいのですね。その理由としては、そんなに休むと仕事がまわらなくなる、とか職場で白い目で見られる、と感じていることが挙げられます。結局のところ、問題はこれに尽きると思います。「皆が休むのだからお互いさま」と助け合い、休みやすい環境を作っていく必要があります。

また、日本は有給休暇こそ少ないけれど、祝日が多いという話もありますが、長期休暇のリフレッシュ効果とは比べ物になりません。むしろ、GWや秋の連休のような皆一斉の少しだけ長い休みは、どこも大混雑で出かける気にもならない、という人も多いのではないでしょうか。

連続〇日の休暇を取得しなければならない、と決められている企業も中にはあるようですが、きわめて少数派です。メリハリのある人生を送るためにも、皆が1年に1度くらい長期休暇を取得してリフレッシュできる世の中になってほしいものです。

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