労務コラム 2018.09.19

振休と代休の違いとは?

振休と代休は、全くの別物

休日出勤が発生した場合、別の日を代わりに休んでもらうことがあると思います。
そういった代わりの休みを、「振休(振替休日)」「代休」という言葉で表現されますが、実はこの二者は全くの別物であることをご存知でしたか?

事前に休日労働となることを把握し、別の日に休日を設定しているかどうか、が二者の違いとなり、割増料金の発生の有無に関わります。

振休とは

「振替休日」とは、事前に休日を労働日とし、その代わり他の労働日を休日とすることを言います。
「休日」だった日が「労働日」に、「労働日」だった日が振り替えられて「休日」となりますので、「休日」労働と扱わず、休日労働としての割増賃金の支払義務も発生しません。

代休とは

一方、「代休」とは、「休日」労働が行われた後に、その代わりに労働した日以後の特定の「労働日」を休みとするものです。その場合、事前に「休日」を振り替えたことにはならず、休日労働分の割増賃金を支払う必要があります。

割増料金は、「法定休日(毎週1日、それが難しい場合には就業規定の定めにより4週4日以上)」に働いた場合は、35%以上となります。
対して、「法定外休日」に働いた場合、例えば会社の規則で土日休みを定めていて、前週日曜に出勤して今週の土曜日に出勤となった場合は、週1日の法定休日が確保済の為、法定「外」休日の勤務となり、35%の割増料金の対象になりません。

但し、1日8時間勤務の会社で月~金の5日間遅刻早退なく働いていたとすると、土曜日に出勤することで「1週40時間」の法定労働時間を超えると考えられますので、その場合は25%の割増料金を支払う必要があります。

就業規則への明記が必要

今回ご説明したような休日の出勤に関しては、「法定休日」に休日労働をさせる為には予め労使の契約(36協定)が必要であったり、計算方法によって労働者の給与に違いが出ますので、労使の認識を合わせるためにも、就業規則に「法定休日」・「法定外休日」を明記しておく必要があります。

休日出勤に対する不明点や、36協定、就業規則の整備に関しては、労務の専門家である社労士にお気軽にご相談下さい。

NEW ARTICLE最新コラム

CONTACT お問い合わせ

ご相談や不明点など、気軽にお問い合わせ下さい
電話番号はこちら
06-4963-2970
受付時間 10:00 〜 17:00(平日)
電話番号はこちら
06-4963-2970
受付時間 10:00 〜 17:00(平日)
ページ先頭へ