【最大100万円の助成金】受給成功した会社がやっていた3つのこと ~2020年度 勤務間インターバル(助成金)を振り返る~
2020年は新型コロナウイルスの感染拡大への経済対策や保障を目的とした数多くの助成金・補助金が新設されたり、再注目を浴びました。
しかし、種類は豊富な助成金ですが、実務現場では審査のハードルは上がり続けて簡単に受給できるようなものではなくなっています。
・多くの要件がある
・準備書類が膨大
・大量のマニュアル資料 etc
そのような中でも、2020年利用しやすいと話題の「勤務間インターバル導入コース」についてお話しします。
働き方改革推進支援助成金(勤務間インターバル導入コース)とは?
労働時間の削減や生産性の向上を目的として、労働能率の上がる機器や設備投資に対して助成されるものです。
助成金の対象となるものは?
・歯科医院 診察台や治療器具の増設
・クリニック デジタルレントゲンの導入
・飲食店 業務用食洗器の導入
令和2年度分は受付終了
国の予算打ち切りのため、予定されていた申請期限の2020年11月末に対して、10月15日をもち受付終了となりました。
予定期限を1カ月半も前倒しで、厚生労働省のHPに突然の打ち切り発表がされるものでした。
申請できた会社の共通点
①日頃から労務管理ができていた
勤怠管理、残業計算、雇用契約書、就業規則など法律に沿った労務管理が日頃から意識的に管理できていた。
②36協定の届出、有給管理簿の整備ができていた
見落とされがちな労務管理資料の一種ですが、勤務間インターバル助成金を活用するためには非常に重要な資料です。
③過去の傾向から前倒しで終了すると予測できていた
助成金制度を日頃から理解してる専門家より情報が得れていたかがとても重要なポイントとなりました。先回りして申請準備できていたかで明暗がわかれました。
申請できなかった会社の共通点
一番は日頃の労務管理のレベルによるものでした。
申請書を作成すれば助成金は受給できるものではなく、「審査」が存在します。
審査に耐えうる書類作成は、日々の労務管理資料の積み重ねでもあるため、申請を決めてから作り上げるには時間が足りなかったと言えます。
次年度もチャンスがあるかもしれません
過去の傾向から勤務間インターバル(助成金)はここ数年、毎年度募集がされています。残念ながら令和2年度で申請が出来なかった方も、令和3年度の予算が発表される可能性があります。
厚生労働省などのHPを日頃からチェックをしながら、今回申請できた会社がやってきた労務管理などを行い、募集が始まったら直ぐに申請できるように準備を行いましょう。
詳しいことは専門家である社会保険労務士に相談してみてくださいね。
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