労務コラム 2018.08.21

夏季休暇、いつでも取得可能?

お盆休みも終わり、仕事が再開されましたね。皆様しっかりお休み満喫されましたでしょうか。
今回は夏季休暇についてのお話をさせていただきます。

夏季休暇は、社員が自由に取れるという風潮もありますが、法律上ではどのような扱いになっているのでしょうか?

夏季休暇の取得は、法律に明記のあるものではなく、会社毎に規則等で定めるものになります。
ですので、「8月13、14、15日を夏季休暇とする」、「夏季休暇は、その年の社内カレンダーにより定める」、「夏季休暇なし」等自由に定めることが出来ます。

では、「夏季休暇なし」とした場合。
社員より有給取得の申請が入った場合は却下することが出来るのでしょうか?

「請求された時季に年次有給休暇を与えることが事業の正常な運営を妨げる場合は、他の時季に与えることができる(時季変更権がある)」とされていますが、「正常な運営を妨げる場合」は一斉に社員が有給申請を出す等、相当に限定的な場合と見られています。

また、逆に、夏季休暇として有給消化を強制することも出来ません。

では、有給を使って計画的に社員に夏季休暇を取って貰うことは出来ないのでしょうか?
労働基準法には、「有給休暇の計画的付与」というルールがあります。各労働者が取得することのできる有給休暇のうちの一定の日数を、会社の指定する日にとらせることができる制度です。このルールを利用すれば、有給を消化しつつ、労働者に計画的に夏季休暇を取得して貰えます。

但し、計画付与できるのは「5日を残して(5日間は自由に取得出来る余地を残さないといけない)」。また、予め労使協定を行い、規則に記載する必要があります。

夏季休暇や有給に関しての詳しいご説明や、規則に関するご相談は、弊所まで宜しくお願いします。

NEW ARTICLE最新コラム

CONTACT お問い合わせ

ご相談や不明点など、気軽にお問い合わせ下さい
電話番号はこちら
06-4963-2970
受付時間 10:00 〜 17:00(平日)
電話番号はこちら
06-4963-2970
受付時間 10:00 〜 17:00(平日)
ページ先頭へ